同期再生による比較の有効性を確信した曲である。
モノバージョンとステレオバージョンでは、前半のピアノは同じなのに後半は全く別演奏になっている。耳で判断する場合、違う点の指摘はできるが、同じであると言い切る事は難しい。同期再生では同じである事を証明できる点が画期的であり、これを根拠に推理を巡らすことができる。
この曲でも、前半のピアノが同一で後半はコーラスのみが同一となる事から、後半はピアノだけがミキシング時にリアルタイムで演奏されたもの、という有り得ないような推論を自信を持って導き出すことができた。
更には、レコーディングしたマルチトラックテープが残っていたとしても、新たなミキシングでリリースバージョンを再現することが不可能であると判明した。
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