2013年3月30日土曜日

テネシアン その4(Words Of Love)

Words Of Loveのギターは12弦ギターではないのではないか、というのが自論であるが、では何を弾いたのかを述べる必要があると思う。

現在入手できるVOX AC-30 での検証となるが、NORMALチャンネル(音を歪ませない方の入力端子)に付いているトレブルコントロールをフルアップ状態にすると正にこの音になる。つまり、この音はグレッチとVOXアンプで作れるもっとも高音の効いた音と言える。

具体的なセッティングは、
テネシアン側は、フロントピックアップ、トーンスイッチはセンター
アンプ側は、トレブルコントロールがMAX、ベースコントロールは中央
である。
アンプの影響が大きいのでカントリージェントルマンでも同じような音が出るのではないだろうか。ポイントはリアピックアップより更にブリッジ寄りをピッキングする事である。この音色はフェンダー系ギターのリアピックアップの音に近いことから、バディ・ホリーが弾くストラトキャスターの音色に近づけるために編み出した方法ではないかと推察する。

この組み合わせで試せる方は是非検証してみて頂きたい。

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